ファイナンシャルプランナーの学習内容
学習分野としては大きく6つに分けることができます。
(1)金融資産運用設計
預貯金、株式、債券、投資信託、外貨建ての金融商品をはじめ、為替、金利、株価のように経済ニュースで取り上げられる経済指標、ポートフォリオ理論、各金融商品に関する税金などを学習します。マーケット変動要因や金融商品の仕組みが理解でき、金融商品の選び方がわかります。
(2)ライフプランニング・リタイアメントプランニング
社会保険、年金、教育・住宅などの各種ローンについて学習します。また、生涯設計であるライフプランと、退職後の生活設計であるリタイアメントプランの提案ができるよう、教育資金、住宅資金、老後資金計画などの知識も身に付けます。
(3)不動産運用設計
不動産に関する一連の取引について学習します。不動産の購入、保有、譲渡、不動産に関する法律、税金など学習範囲は幅広いです。また、不動産の有効活用、賃貸、証券化などについての知識も習得できます。
(4)リスクと保険
生命保険、損害保険、医療保険・介護保険などの第三分野の保険商品、保険商品全般について学習します。生命保険・損害保険の制度と仕組み、各商品の特徴、保険商品に関わる税金についての知識が身につきます。保険商品の選び方や保険の見直しができるようになります。
(5)タックスプランニング
タックスプランニングはFPで学ぶ他の分野とも関わりがあり、実生活で活かすことが可能です。所得税、法人税、住民税、事業税、消費税を学習します。中心となるのは所得税です。税金の仕組み、内容、控除、申告手続きなどの知識が習得できます。
(6)相続・事業継承設計
相続、贈与について税金面と法律面から学習していきます。相続時に誰が相続できるのか、いくらで財産を譲り受けるか、課税・非課税の対象となる財産の区別、いつまでに税金を払うのかなどの基礎的な知識が身につきます。贈与税も同様です。また、法人の事業継承対策についても学習します。
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